世界各国で、日本食ブーム。
新興国だけでなく、肥満・成人病が増加する欧米では
早くから注目されていることは、
もうみなさまもご存じのことでしょう。
寿司、刺身、天ぷら、すき焼きなどの定番に加えて、
新たにラーメンやカレー、おにぎりなど、
リーズナブルなファーストフード系の日本食も増えています。
先日、ニューヨーク在住の、
JETROのコンサルタントさんから、お話を聴く機会がありました。
今や、ニューヨークにおいては、
「(日本の食材、食品、加工食品で)ないものはない!」ぐらい、日本食は市民権を得ています。
統計データによると、「日本食が美味しい」と答える人が、
フランス料理、イタリア料理、中華料理を抜いて、
堂々の第1位!!一方で、日本食の飲食店ビジネスで日本人が成功しているか?
というと、日本人はビジネス力に弱く、
経営困難になった店は、
「日本食はビジネスになる!」と考える中国人や韓国人に
取って代わられているのげ現状だそうです。
日本食レストランのオーナーの70%は日本人ではないそうです。
また、関税や輸送コストで割高な輸出が中心の時代ではすでになく。
醤油、日本酒など、
日本の大手メーカーによる現地生産に加えて、今では
アメリカ企業に生産が移り、
アメリカ国内の供給はもちろんのこと、
ブラジル・南米他に、輸出されています。
そして、高級化、専門化した日本食(懐石料理など)か
大衆化、現代化した日本食(おでん、焼き鳥、カレー、ラーメン、うどん、そば、
オムライス、豚カツ、お好み焼き、たこ焼きなど)か。
二極化が進んでいるようです。
ほとんどの家庭であまり料理をしないニューヨーカーへの
中食(惣菜、インスタント、レトルト)ビジネスや
歩きながら食事を採る忙しい人たちへの
ストリートフードやテイクアウトなども、増えています。
いずれにせよ。
日本食は健康に良く、美味しいという定評を得ています。
ただし、
オーガニック、自然食品、発酵食品の分野では、まだまだこれから。
今後、五感に通ずる衣食住の提案も含めて、期待されます。

※写真は、曹洞宗大本山總持寺(神奈川県横浜市鶴見区)の精進料理です。
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